札幌でマイホームを購入するなら?マンションと一戸建てのどっち?
札幌は自然豊かでありながらほどよく栄えており、人気の都市の一つでしょう。そんな札幌にマイホームを購入したいと考えている方も多いのではないでしょうか。とはいえ、マンションか一戸建てのどちらを購入すべきかという選択はむずかしいものです。本記事では、札幌で家を購入するなら、マンションと一戸建てどちらがよいかを解説します。
マンションと一戸建ての違い
結婚や出産を機に、マイホームの購入を検討し始める方が多いのではないでしょうか。また、マイホームを購入する場所は職場に近い場所や、生まれ育った町で購入するケースが多いでしょう。たとえば、札幌は中心部が栄えており、なおかつ周辺は自然がいっぱいで、子育てをするには適した環境だといえます。
とはいえ、札幌でマイホームを購入したいと決心したとしても、一戸建てかマンションのどちらを購入すべきか迷う方も多いでしょう。一戸建てとマンションで異なるポイントはたくさんありますが、なかでも環境に大きな違いがあります。というのも、一戸建ては建物のほかに庭があり、BBQやプールができたり、大声で走り回って遊んだりしても問題ないなど環境面の魅力が多いのです。
一方、マンションの場合、一戸建てほどのびのび遊ぶことはできないうえ、周囲の人にある程度配慮しながら生活する必要があります。しかし、駅からの徒歩数分というアクセスのよさや周辺に商業施設があるなどの利便性を手に入れられます。とくに最近の札幌は、地下鉄の駅から徒歩圏内で購入できる土地が非常に限られています。つまり、マイホームの購入で叶えたいことの最優先事項が生活の利便性である場合、自然とマンションを選ぶことになるでしょう。
マンションを購入するメリット・デメリット
マンションの最大のメリットは、利便性の高さにあるでしょう。マンションは基本的に駅近であることが多く、通勤するときに徒歩数分で駅までたどり着けます。共働きの家庭などで、毎日の通勤時間をできるだけ短くしたいという方にとっては、大きなメリットだといえるでしょう。
また、マンションは駅近であるだけでなく、周辺に商業施設や学校、病院などが揃っているケースが多いです。子どもが通学するのに毎日車で送り迎えする必要がないといった点も、メリットに感じる方が多いのではないでしょうか。
さらに、管理人が24時間常駐していたり、オートロックが標準装備となっていたりして、一戸建てよりもセキュリティ面が充実していること、いつでもゴミ出し可能なゴミ置き場が完備されていることなどもメリットだといえるでしょう。
ただ、マンションにもデメリットがあります。まず、上下左右に人が住んでいるため、騒音に悩まされるケースがあることです。反対に、小さなお子さんがいる場合、泣き声などでクレームをいわれてしまう可能性もあります。
さらに、マンションは基本的に間取りや設備が決められているため、こだわりの強い方には不向きであるという点も考慮しておく必要があるでしょう。とはいえ、設備の充実度や利便性の高い立地は、一戸建てでは手に入れられない大きなメリットだといえます。
一戸建てを購入するメリット・デメリット
一戸建ての最大の魅力は、自分たちのライフスタイルに合わせた住まいが手に入ることでしょう。とくに注文住宅の場合、間取りを自由に決められるのはもちろん、住宅の設備や内装デザイン、外構まで一から施主が自由に決められるのです。そのため、必要に応じて部屋の大きさや数、駐車場スペースを確保でき、本当に自分自身に合った暮らしを手に入れられます。
また、マンションのように上下左右の住戸が隣接している状況ではないため、子どもが大声で遊んだり、ペットが鳴いたりしてもあまり気にする必要がありません。庭でBBQをしたり、プールをしたりすることも可能で、自由かつのびのびとした暮らしができるのがメリットでしょう。
ただし、自由な暮らしが手に入る分、建物の管理はすべて自分で行わなければなりません。建物の外壁が劣化したり、住宅設備が故障したりした場合、すべて自分で対処しなければならないのです。
また、マンションのように管理人が常駐しているわけではないため、セキュリティ面に不安を感じることもあるでしょう。その場合、監視カメラや防犯ガラスを採用するといった対策がありますが、その場合も自分で設置する、または業者に依頼して居住者自らが対処する必要があります。
まとめ
札幌でマイホームの購入を検討するなら、環境面や利便性だけでなく、雪対策や光熱費などにも考慮する必要があるでしょう。マンションと一戸建てはどちらもよさがあり、どちらが優れていると決められることではありません。しかし、自分自身と家族のライフスタイルや将来、収入面などを考え、暮らしのなかで何ももっとも優先したいかを考えるとよいでしょう。暮らしに求めるポイントが明確になれば、自然とどちらを選ぶべきか絞られます。
