注文住宅は頭金なしで建てられる?リスクや返済シミュレーション例を解説
札幌で注文住宅を建てる場合、必ずお金の問題と直面することになります。住宅は安い買い物ではありませんし、一度に全額支払うというのは難しいでしょう。そこで多くの人は住宅ローンを組むことになりますが、そのときのために頭金について知っておく必要があります。事前に知っておくことで、リスクを減らして住宅を建てることができます。
ローンの頭金とはどのようなものなのか
札幌で注文住宅を建てる場合、費用のことをきちんと考えておく必要があります。頭金はローンを組むときによく聞く言葉ですが、どのようなものなのかあまりよく分からないという人もいるかもしれません。これはローンではなく、自己資金から支払うお金のことを指します。
住宅の価格からローンで支払う分を差し引くことにより、必要な頭金が分かります。一般的には貯蓄などから用意することになるでしょう。頭金は2~3割程度入れるのが一般的ですが、物件の費用から無理のない借入額を差し引いた金額となります。そこで無理のない借入額はどの程度なのかをよく考えましょう。
借入額の目安は年収の5倍程度と言われることがありますが、現在の家計に合わせて決めていくことが大切です。毎月返済できる金額と金利、返済期間から算出し、家計に負担がかからないようにしていきましょう。せっかく札幌で注文住宅を建てても、毎月のローン返済が負担になってしまったら大変です。毎月の返済額を減らしたい場合、できるだけ金利の低い金融機関で住宅ローンを組むようにしましょう。
ちなみに、頭金がある場合、毎月の返済額が減るのでより計画的に返済できるようになります。また、ローンにかかる金利も抑えることができるでしょう。事前にある程度自力で払っておくことにより、ライフスタイルに合った返済方法を選べることもポイントです。頭金なしの場合はその分返済額も多くなりますし、金利の面で損をしてしまうこともあります。
頭金なしでも注文住宅は建てられる
頭金がないからローンは組めないと考えている人も多いでしょう。確かに以前は物件価格の全てをローンで購入するということはできませんでした。しかし、最近では物件価格を全てローンで借りられることが増えてきたのです。そのため頭金が用意できなくても住宅を購入することができます。実際に頭金なしでローンを組み、札幌で注文住宅を建てている人もいます。
頭金なしでローンを組める金融機関はかなり多いですが、ローンを借りようと考えている金融機関のことをきちんと調べておきましょう。もちろん頭金を利用することもできるため、現在の資産に合わせて選んでいくべきです。ちなみに、注文住宅を建てるときには頭金以外にも諸費用が必要となります。物件価格の3~6%程度は必要になるため、現金を用意しておきましょう。
頭金も自己資金もなしで住宅を購入するのはリスクが高いですし、年齢なども考慮して判断する必要があります。30代前半くらいまでの場合、頭金なしで購入して無理なく返済できることがほとんどです。しかし、40代や50代になってから頭金なしで購入した場合、老後の家計が心配になるでしょう。ローンを返済できなくなるリスクもあるため、購入時の年齢によって住宅ローンの組み方を検討していくことが大切です。頭金なしでも以前よりローンは組みやすいですし、物件購入のために多額の借り入れをする人が増えてきています。
頭金なしで注文住宅を建てるときの注意点
札幌の注文住宅は頭金なしでも建てることはできますが、本当に頭金がなくても大丈夫なのか心配している人もいるでしょう。どちらが良いのかは個人によって異なります。ですが、頭金が多いほど借入額は少なくなるため、基本的には頭金を用意した方が良いと言えます。頭金があった方が金利の負担が減りますし、ローンの支払い総額が少なくなるというメリットが挙げられます。
また、借入額が減れば毎月の返済額も少なくなりますし、毎月の家計の負担を軽減することができるでしょう。さらに、頭金を用意しておいた場合、何らかのサービスが受けられる金融機関もあります。余裕を持った返済ができるだけでなく、購入できる注文住宅の幅も広がるでしょう。頭金を用意する場合、物件価格の2割が目安となります。そして、残りの8割でローンを組むということです。
頭金なしの場合は10割全てをローンで支払っていくことになります。そのため毎月の返済額が多くなってしまうということです。頭金なしで注文住宅を建てられると聞くと、一度にまとまったお金を用意できない人は助かると感じるかもしれません。ですが、金利が高くなってしまうというリスクがあるため、ローンの繰り上げ返済などを利用すると良いでしょう。繰り上げ返済をすることにより、利息を軽減することができるのです。もちろんこれは家計に余裕があるときだけ行うのがおすすめです。
札幌の注文住宅は頭金なしでも建てることができます。しかし、その場合は全額ローンで支払うことになりますし、返済額が大きくなるなどのリスクもあると知っておきましょう。自身の生活や収入に合わせた方法でお金を支払うというのがおすすめです。
