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自然素材の家ってどんな家?自然素材を使うメリットとは

公開日:2022/07/15  最終更新日:2022/07/20


家を建てる際には、間取りだけでなく、何を重視するのか考える必要があります。たとえば耐震性を重視するのか、機能性を重視するのか、低コストを重視するのか、といった点です。こうした理想を叶える要素のひとつとして自然素材が挙げられます。では自然素材の家とはどんな家なのか見ていきましょう。

自然素材の家ってどんな家?

自然素材の家とは、一般的に床や壁などに自然を原料とする素材を使って建てた家のことです。自然素材の家に明確な定義はなく、科学物質をなるべく含まないように配慮した家をいうこともあります。自然素材とは、漆喰や無垢材、珪藻土や天然リノリウムなど、自然にある原料を元にした材料のことです。自然素材の家は、シックハウス症候群やアレルギーを引き起こすホルムアルデヒドなどの含有量が少なく、環境にも優しいため、近年では人気があります。ただし、ほかの素材よりもコストが高い傾向があるのが特徴です。

自然素材を使うメリット

自然素材を使うメリットをご紹介します。

科学物質を含まない

自然素材は、自然を原料とする素材を使っているため、化学物質の含有量が少ない傾向にあります。化学物質が少ないと、シックハウス症候群やアレルギーになりにくくなるため、健康被害のリスクが少なくなるのです。ただし、シックハウス症候群やアレルギーが100%発生しないわけではないので注意が必要でしょう。

湿度や温度の調整、消臭効果などの機能性がある

自然素材は、素材によって温度や湿度の調整、消臭効果などの機能性を備えているのが特徴です。たとえば壁の場合、漆喰の壁は湿度を調整し、夏は湿気を、冬は乾燥を防いでくれる効果があります。漆喰の壁は、燃えにくい素材であるため防火性に優れた素材です。珪藻土の壁は、漆喰の壁と同様、湿度の調整を行うほか、臭いを吸収するため消臭効果があります。珪藻土の壁は漆喰の壁同様、防火性にも優れ音も吸収する素材です。ほかにも床の場合、無垢材の床は冷たさを感じない断熱効果や保温効果があります。

■無垢材の床は断熱性や保湿効果が高い

無垢材の床とは、スギやヒノキ、キリなど木から切り出した板で作った床のことです。なかでもキリを素材とした無垢材の床は特に断熱効果や保湿効果が高いとされています。また、木の精油成分がダニやカビの発生を抑制したり、リラックス効果のある香りを出したりするのも特徴です。肌触りもよいので、リビングルームなどの床材にぴったりといえるでしょう。天然リノリウムの床は、滑りにくく抗菌作用あることやほこりが舞いにくいため手入れがしやすいといった特徴があります。

■天然リノリウムの床はキッチンや脱衣所に向いている

天然リノリウムの床とは、亜麻仁油、松樹脂などが原料の床のことです。天然リノリウムの床は、空気中の臭いを吸収する特徴もあるので、キッチンや脱衣所などに向いている床材といえるでしょう。ただし、リノリウムの中にはリノリウム調のビニル系床材を指すこともあるので、注文の際は注意が必要です。このように、自然素材にはさまざまな機能性があります。自然素材を使用する場合は事前に性質を知った上で注文しましょう。

自然素材特有のナチュラルな質感や色合いがある

自然素材は、素材の持つナチュラルな質感や色合いを楽しめるのも特徴です。床を無垢材にすることで、やさしい肌触りや経年による色の変化を楽しむことができます。また、漆喰の壁は、ビニールクロスに比べてナチュラルな質感があり、ほこりや脂を寄せ付けないため見た目の美しさをキープします。

処分の際に有害物質がでない

自然素材は、木材や松樹脂などを原料としているため、処分の際に燃やしても有害物質がほとんどでにくいというのも特徴です。将来の建て替えやリノベーションを見据えて、解体後の処分の際にも環境に配慮したい場合には、自然素材を使うのもよいでしょう。

耐久性やメンテナンス性にも注目して選ぼう

自然素材は、耐久性が低くメンテナンスも難しいイメージを抱いてしまう方もいるかもしれません。しかし実際には、耐久性が高くメンテナンスもしやすい傾向があります。たとえば漆喰の壁は一度塗ると、正しいメンテナンスをすれば耐用年数が100年持つともいわれているのです。普段のメンテナンスは、汚れた部分があったら柔らかいスポンジで軽くこすったり、ホースで水をかけたりするだけで充分。

また、万が一カビによる黒ずみや大きなひび割れができてしまった場合には、修繕が必要です。無垢材を使った床の場合、使用した木材の樹齢が50年であった場合には100年くらいの耐久性があるといわれています。普段のメンテナンスは、掃除機をかけるだけです。

このように自然素材は、耐久性が高くメンテナンスがしやすいですが、一般的な素材よりもコストが高いものが多いです。費用面とのバランスを考慮するためにも、どの部分の耐久性やメンテナンス性を重視するのかに着目して自然素材を使用しましょう。

 

自然素材は、化学物質を含まないためシックハウス症候群やアレルギーなどを起こさず、環境にやさしい素材です。機能性やメンテナンス性もよく、質感もよいため、使用すれば暮らしやすい家となるでしょう。しかし、その分コストが高いため、すべての部分を自然素材にすることはむずかしいのが現状です。自然素材の性能を確認し、用途に合わせて組み合わせたバランスのよい家を建てましょう。

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