みんなが悩む土地探し!選び方のコツや悩みやすいポイントは?
どこに家を建てようか?土地探しに悩む人は多いです。土地選びに失敗すると、家を建てる際に追加で費用がかかったり、住みにくくなってしまったり、後々苦労することになります。どのような点に注意して土地を選べばよいのでしょうか?この記事では、そんな土地の選び方のコツやポイントを解説します。これから住宅を建てる方は、ぜひ参考にしてください。
みんなが悩みやすいポイントは?
多くの人が悩むのが「どの土地に家を建てるか」ということです。なかなか決め手がなく、土地の購入が先延ばしになっている人もいるかもしれません。つい「少し待てばもっとよい土地が出てくるかもしれない」と考えてしまいます。
しかし、よい土地というのは、実は少ないもの。そういった土地はすぐに買い手が見つかってしまい、なかなか市場に出回らないうえ高額です。1~2日で決まってしまうこともあります。
今市場に出ている土地から、自身にとって最適なものを選ぶのがおすすめです。
土地の探し方
土地探しとは、自身にとってのよい土地を見つけることです。一体どのように土地を探せばよいのでしょうか。
まず、土地購入に使える予算を決めておきます。物件を建てる費用や税金等の諸費用分の予算を確保したうえで、いくらまで出せるのか明確にしておきましょう。
次に、土地に対する要望をすべて書き出してみます。要望を書き出すことで、自分にとって重要な条件が見えてくるからです。実際に生活する様子をイメージしてから考えると、具体的なことが浮かびやすいですよ。
そして、すべて書き出したところで、その中から絶対に譲れないポイントを抜き出します。その譲れないポイントが、あなたにとってのよい土地です。
自身の希望をすべて満たす土地というのは、なかなかありません。希望の優先順位をつけることで、土地を探しやすくなります。
土地探しのコツは?
土地に対する希望の優先順位が決まったところで、実際に土地を探し始めることになります。具体的に土地探しのコツをご紹介しましょう。
エリアを選ぶ
同じエリアでも人気の土地、不人気の土地があります。道一本ずれるだけで大きく地価が変わることもあるので、丁寧に調べてみてください。また、近い将来開発が進む予定の場所は、いずれ地価が上昇する可能性があります。
土地の状態を調べる
土地と道路に高低差があるか・隣の家との距離・切株や木があるか・家の前の道は狭くないかといった点に注意します。土地に高低差があるほど、整備に費用がかかります。住みにくくなりそうな条件の土地は、できるだけ避けた方が賢明です。
地盤について調べる
地盤については念入りに調べるのがおすすめです。埋め立て地や地下水が通っている土地は災害の影響を受けやすいため、とくに注意が必要となります。日本は自然災害が多い国です。ハザードマップや行政サイトを確認するようにしましょう。
制限のある土地なのかを確認する
土地によっては、建築できる建物の高さに制限がある場合があります。また、建ぺい率や容積率が満たないと希望する家を建てられない恐れもあるため、土地に制限がないか購入前に確認するようにしましょう。
角地は人気
「角地」と呼ばれる区画の角の土地は、値段が高くても最初に売れていきます。なぜなら、使いやすい土地だからです。家に囲まれていないので開放感がありますし、2面が道路に面しているため駐車場に車を入れやすいというメリットがあります。
現地見学でチェックすべきこと
写真だけで土地の購入を決めるのは非常に危険です。写真ではわからない情報があります。
たとえば、実は少し土地が傾いていた・騒音がひどいなど、わずかな高低差や音は写真では把握できません。必ず現場を見るようにしましょう。
とくに日当たりと道路の幅は重要です。隣に高い建物が建っていて日当たりが悪い土地もあれば、道路の幅が狭く緊急車両が通りにくい土地もあります。
子どもがいるご家庭は治安も心配になります。可能であれば、異なる時間帯ごとにチェックするのがおすすめです。朝は静かだったが夜は騒がしいなど、時間によって周辺環境が変わる可能性があります。
また、敷地調査をすることも大切です。コンクリートの撤去など、建物を建てる前に土地を整備する費用が別途かかる可能性があります。
土地選びに重要なことは、予算と希望条件を明確にすることです。自身の希望をすべて満たす土地は、めったにありません。希望条件に優先順位をつけると土地を探しやすくなります。土地の状態や地盤など、安全性にかかわるポイントは必ず確認しましょう。
そして、購入する前には実際に土地を自分の目で見ることが重要です。写真ではわからない土地の様子を確認することで、失敗を防ぐことができます。
また、どのような家を建てると土地を有効活用できるのかという視点も忘れないようにしましょう。玄関の向きや駐車場の位置を工夫するだけで、ずっと住みやすい家になりますよ。
