自宅でアウトドア気分を楽しめる!屋上付きの注文住宅の魅力とは?
「注文住宅を建てるとき、屋上付きの家にしたい」と考えている人もいるのではないでしょうか。アクティブな人は、家に屋上を作って手軽にアウトドアを楽しみたいと思いますよね。しかし、費用や不便な面が気になる人もいるでしょう。そこで本記事では、屋上付きの注文住宅について解説します。屋上付き注文住宅に興味のある人は、参考にしてください。
屋上はどんな活用の仕方がある?
屋上付きの注文住宅には、さまざまな活用の仕方や楽しみ方があります。庭園にしたり、バーベキューを夫婦で楽しんだり、ドッグランとしても利用できたりするでしょう。
注文住宅の屋上は庭園として活用できる
注文住宅に屋上を付けるとスペースができることから、庭園を設けられます。敷地が狭いために庭を造れない人も、屋上を使えばガーデニングを楽しめるのです。
注文住宅の屋上はドッグランにもなる
屋上をドッグランとして使えます。愛犬を庭で遊ばせる人は多いですが、道路などに飛び出して事故に遭うリスクもあるでしょう。しかし、屋上を犬の遊び場にすれば事故に遭うリスクは軽減できます。注意点としては屋上の壁を越えて落下することがないように、柵を設けて踏み台になるようなものは、置かないようにすることです。また、人工芝を敷くことで犬の足に対する負担が小さくなります。
屋上の楽しみ方はみんなでバーベキュー
夫婦でアウトドアが好きで、休みの日には子どもを連れて遠出してまでも、川や海などでバーベキューを楽しむ人もいます。しかし、遠過ぎたり時間がかかったりすることで負担になることもあるのです。屋上があればアウトドア気分を楽しみながら、バーベキューできます。家族で夕食でき、全天候対応のソファを置くと、リゾート地にいるような気分にもなれるでしょう。
注文住宅の屋上は子どもの遊び場になる
屋上を子どもの遊び場として活用できます。屋上のメリットとして、人目に付かないことが挙げられるでしょう。高い位置にあるので、周りに高いビルなどがない場合は、人に見られにくいのです。夏などは太陽の下でプールを出して楽しむのもよいでしょう。
屋上付きの注文住宅にするメリット
屋上付き注文住宅のメリットは周りの目を気にしなくていい
屋上の空間は人から見られにくいというメリットがあります。庭にくつろぐためのスペースを作ったとしても、近隣住民や配達業者など、さまざまな人の目にさらされる可能性があるのです。
しかし、屋上であれば高い位置にあることから、周囲に高いビルなどがない場合には、人に見られにくいスペースを確保できます。子どもが遊ぶためのプールを置いても、趣味の庭園を構えても人目を気にする必要もなく、開放的でのびのびとした気持ちで楽しめるでしょう。
屋上付きの注文住宅なら道路で事ゆえに遭わない
子どもやペットがいる家庭なら庭で遊ばせる家もあります。屋上であれば道路に飛び出して、怪我をする心配はありません。ただし、注意点としては屋上の柵を乗り越えてしまい、落下による事故が起きないように対策しましょう。
屋上付きの住宅にする際に注意するべき点は?
ここでは、注文住宅で屋上を設ける上での注意点を紹介しましょう。
屋上付きの注文住宅に、木造は適していない
木造住宅は、屋上を設置する上では向いていません。木は乾燥や湿気で伸び縮みしやすいことに加え、揺れでしなる特徴があります。屋上を付ける際は雨水の侵入を防ぐために防水層を作りますが、木造の伸縮やしなりに対応しきれず、破損してしまうリスクがあるからです。
アウトドア気分を楽しめるけど注意点は近隣迷惑になる事も
アウトドア気分を楽しめることが、屋上を設置する大きなメリットです。しかし大声を出すと、近隣から苦情が来る可能性があります。また、食事を楽しむ際に火を使い出てくる煙などが、隣の家にもかかってしまうこともあるでしょう。近隣住民に配慮しないといけません。
費用が高くなる
屋上を設置するためには費用がかかります。具体的には屋上へと続く階段や防水工事、水栓やコンセント設備、屋上を人が使えるようにするための構造上の補強などです。10~20坪ほどの一般的な大きさの屋上を造るには、200~300万ほどは必要になります。ただし、素材や設備などにより費用を軽減させることはできるでしょう。
屋上に水が溜まりやすい
屋上付きの注文住宅の場合は、水が溜まりやすい点が問題です。屋上を設置するケースでは、人が立てるように屋根を平らにしないといけません。構造上水が溜まりやすくなるのです。人が生活する上では問題ない程度の傾斜を付けることで、排水させるなどの工夫が必要となるでしょう。
屋上付きの注文住宅は維持費が高くなる
屋上付きの住宅は、維持費が高くなりがちなことがデメリットです。太陽光を浴びることに加えて、地震の揺れや酸性雨などからもダメージを受ける防水層は、定期的に検査やトップコートの塗り直しが必要になります。メンテナンス費用がかかる点は、屋上があるデメリットです。
防水層が傷まないように気を配る必要もある
屋上で使う物の素材によっては、防水層に傷が付きやすいでしょう。金属製の物などを置き引きずることで、防水層にダメージを与えてしまいます。破損してしまう危険性もあるので、デメリットといえるでしょう。
屋上付きの注文住宅を作ることにはさまざまなメリットがあります。あなたも屋上付きの家を建てて、ガーデニングやバーベキューなどを楽しんでみてはいかがでしょうか。
